みんな大好き


あなたの家のカレーはどんなカレーですか?


固形の誕生

カレーといえば、昔はカレー粉のことを指しました。
家庭のお母さん方が、お肉や野菜からのダシをとって味を決め、
小麦粉でとろみをつけてつくっていました。
今は固形のものをお使いの方がほとんどだと思います。

その固形カレールウが生まれたのは1950年。
キンケイから発売された 石鹸に似た形の「キンケイミルクカレー」。
そして同年、今も我々が使っている板状のルウ
「ベルカレールウ」がベル食品より発売されます。

このベルカレールウを考案した方が森田清市さん。
西洋菓子製造のベル製菓をたちあげた方。
もしかして板状のヒントはチョコレートだったのでしょうか?


人と食べる

そして、その板形状もちょっと素敵なのです。
今とちょっと違ってベルカレールウは一枚8人分で4分割できました。
ということは割って使うひとかけが2人分。
友達、家族。誰かと一緒に。そんな思いを感じます。

当時はまだ家族の単位も大きかった事がありますが、 この形状も“家のカレー” をつくった一因かもしれません。
また、この固形カレーの登場は、
食卓の西洋化、インスタントブームの火付け役にもなりました。


日本のカレー文化

各家庭でのカレー文化も広がります。
1959年にエスビーから発売された即席モナカカレーは、ちょっとユニーク。
とろみをつけるためにもち米でできたモナカでカレー粉を包んだもの。

東京オリンピックを迎える年には
ハウスのバーモント、ジャワカレー、グリコ、エスビーからも
続々と固形カレールウがスーパーなどに並んでいました。

日本人の好きな料理でカレーは毎年上昇しています。
なかでも小学生の児童のなかで好きな料理一位はカレー!
30代の小さな子供のいる家庭でだされる料理でも上位。
なんと2週間に一回はカレーという計算だそう。
今はレトルトカレーも発売され、多くの味が楽しめるようになりました。
それでもやっぱり固形カレールウでつくった“家のカレー”が一番なのです。


手軽においしく

味もそうですが、固形ルウを使えば誰でも手軽につくれて、
アレンジだってしやすいのも誰もが好きな理由かもしれません。

キャンプや、調理実習。
みんなでわいわいいいながら、作ったカレーは最高です。

ベルカレールウのひとかけが一人分ではなかった事。
僕たちは受け継いでいるのかもしれません。


食べたばっかりだけど、またカレーがつくりたくなりました。



           

資料/画像提供:ベル食品工業株式会社

 

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